大胆なデザインがインパクト抜群のNIKE Air More Uptempo(ナイキ エアモアアップテンポ)の特徴を解説します。
NIKE Air More Uptempoの基本データ
■発売:1996年
■ブランド:NIKE
■テクノロジー:マルチチャンバーエア、ビジブルエア
■デザイナー:ウィルソン・スミス
このシューズの最大の特徴は・・・
1.サイドパネルのインパクト
□”AIR”パネル
AIRの文字を大胆に使ったインパクト抜群なこのシューズ。デザイナーのウィルソン・スミスがグラフィックアートをヒントに考察し、20年以上たった今でも色褪せない衝撃を与えました。
□その他派生系
”AIR”以外にも、”AIRMAX”に置き換えたモデルやSupremeとのコラボで”SUPREME”したモデルなど様々なモデルがリリースされています。
2.アップテンポシリーズの代表作
□アップテンポシリーズとは
ナイキが1994年から始めたバスケットボールシューズである。それまでの「フライト」、「フォース」に続く新カテゴリーとなりました。万能な選手が増えてきたことに対応して作られました。
□Air Uptempo(1994)
かかと部分にはビジブルエアを搭載した、シリーズ第一作です。軽量でクッション性もあるオールラウンダー向けのモデルになります。これまで復刻はなされておらず、スニーカーとしての人気はあまりありません。
□Air Max²Uptempo(1995)
進化したエアとマルチチャンバーエアを搭載しました。2つの異なる空気圧でクッションと安定性を両立しています。アメリカの大学バスケ界では広く愛されています。
□Air Max Uptempo(1996)
足裏全体に及ぶ「フルレングス」エアを搭載しました。「過去最大のAirクッショニングを備えたソール」が広告で謳われ、NBA選手も数多く着用しました。
□Air More Uptempo
シリーズの最も進化したモデルとして発売されました。足裏全体に及ぶ「フルレングスエア」を引き続き搭載しています。大胆なデザインでストリートからも熱烈な支持を受けています。
3.オリンピックカラー
□スコッティ・ピッペン
マイケル・ジョーダンの相棒として活躍した選手です。リーグを代表する万能選手で、アップテンポシリーズを着用していました。モアアップテンポを着用しジョーダンとともにNBAを制覇しています。
□1996年アトランタオリンピック
ピッペンはアメリカ代表チームでオリンピックに出場しました。NBAスターを集めた「ドリームチーム」は金メダルを獲得し、ピッペンの履いたモアアップテンポも露出し注目を浴びました。
サイズ感と履き心地
エアモアアップテンポは中の作りが大きめです。横幅、甲の高さ共にNIKEのスニーカーの中では余裕がある方だと思います。私はマイサイズのUS9(27.0㎝)で履いているのですが、横幅・甲高共に全く窮屈には感じません。先端にかけて作りが狭くなるだとか、一定の部分が圧迫されるようなことも特にないです。ジャストサイズを選んでもやや余裕があるくらい中の作りは広く感じます。私のようにワイズが広いわけでも甲高でもないのであればジャストサイズを選んでもらって問題ないでしょう。
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